校友会関係の皆様へ

HPをご覧いただき、心より感謝いたします

ご連絡を差し上げているNC副理事です

私から校友会の皆様へ説明しておきたいことがあります

NCの代表がブログに書いておりますが↓

 https://ameblo.jp/nccaptain/entry-12588052296.html

彼の死 である 彼 は私と皆さんと同じ大学の人間です


私にとっては先輩にあたる人物です

その不幸な事実を私もずっと見ていました

けれど、見ていただけ でした

周囲の教授、大学職員、先輩、同級生も見ていただけでした


彼の家族も同様でした


日本で、いえ、世界で唯一彼に手を貸したのは

このNCの代表だけでした


当時、代表は誰から見てもカリスマでした


運営する組織は

「ここに居たい」「ここに居れば大丈夫」という安堵する場所で

全員が代表に集い、誰もが全幅の信頼を寄せていました


彼も「代表ならば絶対に助けてくれる」と思っていたし

実際に

「代表は、私を見捨てないと思いまして・・・」と

頼っていた様子を私自身がこの目で見てもいました


「企業への就職は面接突破が難しいだろう」と

当時、代表は経営していた組織に彼を就職させました


現役で大学に合格して留年もせず卒業した彼は

就職出来ない以前に

就活さえも問題外という大きな問題がありました


コミュニケーションにも

ビジュアルにも大きな問題がありました


企業のみならず、単なるアルバイトにも採用されない状態でした

当時、インターネットで稼ぐなどという概念はまだ育っていない時代でした


彼の兄も同じで東京の有名私立大学を卒業後

引きこもり、家庭内暴力の人生を送っていました

彼らの両親は兄のことで精いっぱいでした

弟など、自分でなんとかしてくれという状態でした

連絡さえも迷惑だという状態でした


世界で、たった一人だけが

なんとか、彼が社会人として独り立ち出来るように懸命に努力していました


けれど、彼をチームに入れた組織は苦難を引き入れた状態にもなりました

次第に取引や売上にも影響は如実に出てきました


代表は懸命に「彼に合う勤務状態」を作っていました


誰もが不快にならない

新しい労働のシステムが出来た頃と時を同じくして

彼は、謎の死を遂げました


遺書もありません

きちんとした死因もわかりません


面倒だった警察は

「時々通報もあった人間やし、将来を悲観したんやろ。まあ、自殺やな」

と決めつけ

さらに面倒だった両親は、それをあえて鵜呑みにしました

葬儀では虚偽の死因が語られました


私達の大学の仲間に、そういうリアルがありました


責任感の強い代表は、その後、自責の念を背負いました

「彼を殺したのは私だ」と


直接見ていない人々は

きっとこう思ったでしょう


「彼は、業務の期待に応えなければいけないプレッシャーで死んだんだ」

「迷惑をかけられないと思って死んだんだな」


でも、リアルを知っている人間は絶対にそんなことを思いません

それは、彼 は、代表と仕事をすることが大好きだったし

二人ともが「今はダメなのは当然。将来を見よう」と

たくさんの準備をしていたからです


彼が自ら命を絶ったのではない証拠は

実は、その後たくさん発見されることとなりました


けれど、何がどうであれ

その件は代表の人生に多大なネガティブな影響を与えたことには

変わりありません


本当は代表だけが対応する問題ではなかったと私達は思っています

社会が、彼の受け皿を持つべきだったんです


そういう背景の中

私達は偶然にも、いえ、必然的に

日本最大の障がい者就労支援施設である

社会福祉法人はらから福祉会と出会うことになりました

彼 にしても 障がい者 にしても

労働と収入のロジックは同じことだと思います


まずは、障がい者の月収を10万円にしてから

そのしくみをさらに大きく、機能的にして

誰もが快適に働き、適切な収入を得て、暮らしていく

それが実現出来る世界を目指しています


ご支援、ご協力いただければ

たいへん有難いです


お読みいただきありがとうございます

日本弱者支援機構

Need Consideration 組織略称:NC 配慮が増えれば 弱者はなくなる それが私達の考え方 弱者支援の新しい形を日々探究 そして実行

0コメント

  • 1000 / 1000